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青面金剛(しょうめんこんごう) [地域の歴史探訪]

学生時代から歴史にはほとんど興味がなかったのですが、
最近近所で出会うものに背中を押されるように
このあたりの歴史を少しずつ調べてみようかなという気になってます。

まずは、近くの八幡神社の庚申塚にあった石像が
なんとなく気になっていたので、少し調べてみました。

0901190026.JPG

調べるてみると、意外に情報があるものなのですね(^^;
これは「青面金剛」というもののようです。

「青面金剛(しょうめんこんごう) 
元来は、密教で、鬼病を流行させる鬼神。体は青色で、二本、四本または六本の腕があり、弓矢宝剣を握り、頭髪はさか立ち、体に蛇をまとい、足に鬼を踏んでいる。日本では、後世、庚申(こうしん)信仰に取り入れられ、庚申待(まち)の本尊となる。」(大辞林)

青面金剛もいろいろなタイプがあるようで、
肩から出ているのは弓かな、と思いましたが、
他の青面金剛像の写真を見ると、背中から左右2本ずつ腕が出ているものが多く、
その手の先に弓矢を持っていたりします。

この青面金剛は、頭と腰のくびれが特徴があるみたい。
地域とか時代によっても特徴があるのでしょうか
ちなみにこの石像は「享保」という文字が刻まれていました。

下のほうが壊れていてよくわかりませんが、
青面金剛の足元には「見ざる、言わざる、聞かざる」の
三猿が彫られていることが多いようです。

この金剛様の足元にも
三匹のお猿さんが彫られているのかもしれません。


★参考にさせていただいたサイト
「街角の庚申塔」 http://members.jcom.home.ne.jp/ho-waka/index.htm
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