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出羽三山塔 その3 [地域の歴史探訪]

3つ目の出羽三山塔です。

2つ目の石塔を後にして大山道を進むと、自動車道とぶつかります。
ちょうど突き当たりの畑に3つ目の出羽三山塔が建っています。
これは探している人にしか見えませんね。
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正面に書いてあるのは2つ目の石塔と同じのようです。
一番上には3つ山型に(真ん中が一段高く)なにかの紋みたいなものがあって
その下に、真ん中に「湯殿山」、少し下がって左右に「羽黒山」と「月山」。
その下(写真省略)、中央に「大権現」(権は旧字体)。
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左面には、前の石塔の右面と同様、地名が書かれています。
右の行は、「相_鎌倉郡和泉村」。二文字目が「州」ではない、「陽」のような…?
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左の行は、「天_十四年卯年」。調べてみたら、天保14年が卯年でした。

その下の方にも何か書いてあるけど読めませんでした。
石塔を建てた人の名前などかもしれません。

次は右面。
石がまだらで光が反射して読みづらく、よくわかりませんでした。
文字は割とはっきり刻まれているようなので、触ることができればわかりそう。
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「東(?)_山神・・・・・」?

一応、これで3つの出羽三山塔を確認しました。
1つ目の石塔群は、風化が激しくて何なのかわからなかったけれど、
2つ目と3つ目の石塔から想像するに、
おそらく一番大きいのが出羽三山塔なのだろうと思います。

次回は、ここ数日で自分なりに少し調べてみたことから
これら出羽三山塔の意味(なぜここにあるのか)を考察してみようと思います。
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