漢方の先生

今朝、テレビをつけると、ショウガの効用や料理を紹介していました。

体への効果などについて説明している男性が
どこかで見覚えがあるような…と思ったら、
昔お世話になった漢方薬局の先生でした（！）
（番組では薬科大学の先生という肩書きのようでした）

15年くらい前になりますが、
その頃の住まいから歩いて１分もかからないところに
土曜日の朝になると行列ができている漢方薬局があって
ためしにと相談に行ってみたのが最初でした。

自分の順番になってショーケースをはさんで先生と向きあって座ると
小さな手首用の座布団みたいなものがあって、そこに手をのせると
しばらくだまって両手の脈を診てから
やさしく丁寧に相談にのって下さるのでした。

体調や事情に応じて処方箋を書いて調剤室にわたすと
立った姿勢でちょちょっと整体のようなことをしてくれました。
（いま思うと、気の流れを調整してくれていたのでしょうか？）

心身ともに疲れ切っていた時に
「大神神社に行ってみるのもいいかもしれないよ」
と言われたというのは、実はその先生です。

引っ越してその地を離れるまで
お世話になったのは２年くらいだったでしょうか。

その後も、たまたま本屋さんで見つけた薬膳の本が
その先生の著書だったりしたことがありました。

そういえば、「東洋医学セミナー」の引用資料の出典に
その先生の名前を見つけた時もびっくりしました。
縁とは不思議なものですね。