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What More Can I Give? [Michael Jackson]





この曲のことをちょっと調べてみたところ…。
2001年9月7日、10日、マイケルはニューヨークでソロ30周年を祝うコンサート「Michael Jackson: 30th Anniversary Celebration, The Solo Years」を行った。日本からは安室奈美恵が駆けつけ、オノ・ヨーコも参加した。9月7日は兄弟達と出演し、終幕はクインシー・ジョーンズの指揮で出演者全員による「We Are The World」が演奏された。9月10日には最後の「You Rock My World」でアッシャーとクリス・タッカーがパフォーマンスに参加した。コンサートはチケット総売り上げ額10,072,105ドル、観客総動員数34,884人と成功のうちに終わったが、その翌朝アメリカ同時多発テロ事件が起こる。
事件に衝撃を受けたマイケルは、「We Are The World」を再現したような豪華アーティストを集めたチャリティシングル「What More Can I Give?」を企画。この曲はもともとはコソボ自治州のアルバニア系住民に捧げる予定であった曲で1999年には既に存在していた。マライア・キャリー、セリーヌ・ディオン、ジャスティン・ティンバーレイク、ビヨンセ、リッキー・マーティンらスターを集めてコンサートを開催した。しかし、10月にレコーディングは終わっていたのにもかかわらずプロデューサーのスキャンダルなどの影響でCD発売は実現しなかった。ソニーの圧力があったとも言われる。(ウィキペディアより)

その頃配信されていたニュースをさがしてみました。

マイケルも闘う…音楽の力でテロ犠牲者救う(2001年9月17日スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/calender/calender_09september/KFullNormal20090917109.html
マイケル・ジャクソン(当時43)が2001年9月16日(日本時間17日)、米中枢同時テロ事件に対する緊急声明を世界に向けて発信し、犠牲者の家族を支援するためのチャリティーCDを製作することを発表した。

米・同時多発テロ/マイケル・ジャクソンが被害者救援CDを制作(2001/09/18 Beats21)
http://www.beats21.com/ar/A01091802.html
発売日は明示されず、「出来得るかぎりすみやかな」リリースとなる。

マイケル・ジャクソン日本で豪華チャリティーライブ開催(2002年5月16日ファミ通.com)
http://www.famitsu.com/entertainment/news/2002/05/16/n05.html
昨年9月11日に起きた米同時多発テロの被災者を支援するため、なんと日本でチャリティーコンサートを行うことが明らかになった。また、8月下旬には約40組のアーティと共演したチャリティーCD『What More Can I Give』のリリースも予定している。

結局、この911事件被災者支援のためのチャリティーCDは、
様々な妨害を受けて発売にはいたらなかったようです。

マイケル、Sony Musicの代表を「人種差別主義者」と発言(2002/07/08 Beats21)
http://www.beats21.com/ar/A02070808.html
マイケル・ジャクソンのチャリティ・シングル、プロデューサーのポルノ関与発覚で発売中止に(2002-07-14 BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=52285446
未だ日の目を見ないチャリティ・シングル「What More Can I Give」(2002/07/16 Beats21)
http://www.beats21.com/ar/A02071604.html

翌々年(2003年)、この曲はダウンロードのみで発売され、
その収益は子どもたちのために寄付されたようです。

何をするにも、とにかく執拗に妨害されていたのですね…。
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