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ゲルニカ [雑記]

ピエタ像を見たのとおなじ旅行中に、
防弾ガラスで守られた芸術作品を見たことを思い出しました。
ピカソの「ゲルニカ」です。

当時はプラド美術家の別館に単独で展示されていて、
緊張するくらいセキュリティーが厳重でした。
入り口では一人ずつ止められて荷物を調べられ、
薄暗い展示室の中も、兵士が監視していたように思います。

防弾ガラスに守られたゲルニカは、
教科書で見た印象よりずっとずっと大きくて
ものすごい迫力のあるものでした。
絵というより「意思」という感じの。

ちょっと調べてみたところ、
スペイン内戦中の1937年に描かれたゲルニカが
長いこと預けられていたニューヨーク近代美術館から
本国スペインに戻ってきたのが1981年ということです。
独裁政権が終結し、新憲法が承認されたのが1978年。
(ピカソは1973年に亡くなっています)

私がゲルニカを見たのは1985年なので、
いま思うと、まだ緊張感が残っていた頃だったのかもしれません。
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