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ダライ・ラマ法王、新年のメッセージ [社会]

以下は、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトからの転載です。
(転載元:http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/message/2009newyear.html
ダライ・ラマ法王のメッセージ:
チベット暦丑年の新年をお迎えのチベット人のみなさまへ

2009年2月25日(チベット暦2136年1月1日)


チベット暦2136年丑年の新年を迎えるにあたり、チベット内外のチベット人のみなさまにご挨拶申し上げるとともに、平和と繁栄がありますよう、そして我々の義にかなったチベット運動が解決へと向かいますようお祈り申しあげます。

地球は絶えず回り続けています。この動きには古いも新しいもありませんが、しかしその結果として昼があり、夜があり、ひと月があり、一年があります。その一年の廻りが満了したときの新たなはじまりを新年とする伝統は世界中にあります。雪国チベットにおいてもこれは同じです。1月1日を新年とし、宗教的にも世俗的にも入念なお祝いをします。しかしながら昨年、チベット全土のチベット人が中国指導部の政策に対する不満を表明し、これが広がったことへの答えとして、チベットに住む何百人ものチベット人が命を奪われ、何千人もが拘禁され、拷問されるのを我々は目の当たりにすることとなりました。

計り知れない困難と苦悩に直面している同胞のことを思えば、今年迎えた新年が祝賀やお祭りの雰囲気をたのしめるような時節にないことは明らかでしょう。私は、新年の祝賀行事に浮かれ騒ぐことのない断固としたチベット内外のチベット人の行動を高く評価しています。正月を祝うかわりに、悪い行ないを排し、善い行ないに取り組むための期間として使うべきでしょう。そのように徳を積むことで、チベット問題のために命を賭した同胞をはじめ、亡くなった同胞がより高い次元で次の生を受け、仏教の悟りの境地に速やかに到達するように助けることができるでしょう。またこのような取り組みは、現在苦しみの最中にある人々が自由であることの幸せを速やかに享受できるように助けることにもなるでしょう。そのように徳を積むことを通して、我々は、義にかなったチベット運動が早期に解決するように全力で一丸となって取り組んでいく必要があります。

まさに我々が懸念していたように、チベットでは今、中国政府による弾圧キャンペーンが再開されており、チベット全域のほとんどの町において武装した軍や治安部隊が大量配備されています。チベット全域どこにおいても、チベット人の願いをわずかにでも暗示するような所作を示す者には、拷問と拘禁が待ち受けているのです。とくに僧院においては特別に厳しい規制が課せられており、愛国再教育が再開され、外国人旅行者の訪問も規制されています。さらには、チベット暦の新年を盛大に祝うようにとの挑発的な命令も言い渡されています。このような現実を見据えるなら、その背後には、チベットの人々を残忍で攻撃的なレベルの人種に貶め、どうしようもない連中だからいさめるしかないという流れに持ち込もうとする中国政府の意図があることが明白にわかります。そのような流れが現実となれば、中国政府はかつてないほどの想像を絶する弾圧を意のままに行なうことができるようになります。ですから、私はチベットの人々に対し、忍耐を貫き、中国政府の挑発に屈しないよう強く呼びかけさせていただきます。尊いチベット人の命を無駄にしないよう、拷問や苦しみに晒されないよう、忍耐を貫いてください。

チベットにおられるチベット人のみなさんの熱意、決意、犠牲心を私がどれほど称賛しているかについては、いまさら言うまでもありません。しかしながら、命を捨てることによって意味ある結果が生み出せるものではありません。とりわけ、非暴力の道は我々の変更不可能な責務であり、この道から逸脱することはありません。

最後に重ねて、すべてのチベット人が抑圧や拷問から開放され、自由であることの幸せを享受できるようお祈り申し上げます。

生きとし生けるすべてのいのちが幸せを享受できるよう祈りを込めて

ダライ・ラマ

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ヒント [気・波動・霊性]

ジョージ・アダムスキーの『生命の科学』
立花隆の『宇宙からの帰還』
19才の時にある人にすすめられて読んだ2冊です。

20年以上経ったいま振り返ると、
その重要性があの時の自分には認識できていなかった。

アダムスキーの『生命の科学』(絶版だと思う)は
小さい頃から求め続けていた真理がやっとベールを脱いだかのように
かなり感動して静かに興奮しながら読んだ記憶があります。

ところが、直後に「出る杭は打たれる」的なエピソードがあって
未熟で弱かった私の価値観が揺らいでしまって
その後、その感動も出来事も、記憶の片隅に追いやってしまいました。

いま思えば、この世界というのは、
真理に気づいた者に何かしらの圧力がかかって
そんなことは思い違い、勘違いなのだと思わせるような
巧妙な仕掛けが張り巡らされているように思えます。

本をすすめてくれた人はそれほど親しいという間柄でもなく
ほんの短い期間にすれちがった程度の縁だった人でした。
でも、偶然の出会いではなかったのだと今は思っています。

ヒントをもらったおかげでやっと感得できたはずの真理を
ちょっとした「圧力」の前にあっさりと心の隅に押しやった上、
本を紹介してくれたその人を少し恨みさえした記憶があります。
今更ながら恥ずかしく申し訳ないことでした。

そういうこともあったけれど、
それでもどんなに遠回りをしようとも
求め続けていれば答えはあちらからやってくるようです。

「求めよ、さらば与えられん」
・・・ですね。

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