SSブログ

『ベーシックインカムという英知』 [ベーシックインカム]

下は、「ベーシックインカム・実現を探る会 
BIメールニュースno.046」からの転載記事です。

ベーシックインカム・実現を探る会 http://bijp.net/
『ベーシックインカムという英知』
                                        古山 明男

 それぞれの人間や企業が、自由にそれぞれの利益を追求すれば、自然とうまく行くのだという考え方がある。しかし、個別の利益追求が、全体としての最善になるとは限らない。
 英知が必要である。

 こういう場合を考えていただきたい。
 漁師たちがある湖で魚をとっているとする。ある漁師が大型船と大きな網を導入し、たくさん魚を捕るようになった。他の漁師も競って、大型船を導入する。
 だが、それを続けていれば、やがて魚は取り尽くされ、すべての漁師は破産してしまうのである。個別の漁師はそれぞれの最善の利益を追求している。しかし、全体は破滅する。

 人件費について同じことが言える。
 乱削減すると、全体が破滅するのである。
 科学文明が発達した。人間の代わりに、機械という奴隷たちが、効率よく正確に働く。経営者は、大型工場と近代技術で生産性を上げ、人件費を必要最小限にする。
人間はできるだけ雇わない。企業は競って、雇用を減らす。
 しかし、それを続けていればどうなるか。やがて雇われている人間は減るし払われる労賃はどんどん減る。人々が貧しくなる。人々にモノを買う力がないから、工場も破綻する。
 一企業としては人件費は少ないほどよい。しかし、国の経済全体としては、人件費があまりに少なくなると、全体が破綻してしまうのである。

 もちろんストレートにこのようになるわけではない。高度成長期には問題なかった。次から次へと、新しい職が生まれて、職を求める人たちを吸収していった。国も公共部門で雇用を作りだした。しかし、高度成長が終わって、個々の企業の合理化が進めば、働き口も、労賃の総計も減る。

 そのとき、労働の報酬以外の所得がないと、全体の購買力を保つことができないのである。一つ一つの会社は人件費を減らすことを考えざるを得ないが、一国の経済全体に関しては、人件費を切り詰めたからいいということはない。むしろ、どれだけ生活費に回ったかが、国の豊かさなのである。
 ベーシックインカムが必要になる経済学的理由である。


<古山明男 氏 プロフィール>
古山教育研究所を主宰
http://www.asahi-net.or.jp/~ru2a-frym/
ブログ「変えよう!日本の学校システム」は多くの支持を受けています。
http://educa.cocolog-nifty.com/blog/

2009年7月12日の当会主催の勉強会で「ベーシック・インカムのある社会」を講演。
講演録
http://bijp.net/transcript/article/91
http://bijp.net/transcript/article/98

コメント(0) 

「神代の文字」 [ホツマの神々]

「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示」より、
2010年05月08日の「神代の文字」を転載させていただきます。
**********
神代の文字

人は言葉・文字を使うことを許された唯一の生物なり。
言葉・文字は本来人を清め向上せしめるためのもの。
なれどその有難き言霊を人は今、自ら穢しめる。
かつて大和の国には、国字あり。
神の意図篭められたる神代の文字なり。
神代の文字を紐解けば、世界は元一つなること、神の国日の元の存在の意味を悟り、人のあるべき姿を取り戻すことができようぞ。
神代の日の元の国字、今こそ復活せしめるべけれ。
**********
転載元:
「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示」
http://696.kibanamano.net/
コメント(0) 

Jupiter(ジュピター) [music]

平原綾香の「ジュピター」。木星。


コメント(0) 

今年の日本 [ホツマの神々]

「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示」を
半年ぶりに読んでみました。

参考まで。

2010年の日本4【自然災害・気候】
http://soranimukatte.blog.so-net.ne.jp/2009-11-17-2
2010年の日本3【事件・事故】
http://soranimukatte.blog.so-net.ne.jp/2009-11-15
2010年の日本2【社会生活】
http://soranimukatte.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13-1
2010年の日本1【政治・経済】
http://soranimukatte.blog.so-net.ne.jp/2009-11-12-1


記事の掲載元:
「木花咲耶姫(このはなさくやひめ)様からの神示」
http://696.kibanamano.net/
コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。