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ゲルニカ [雑記]

ピエタ像を見たのとおなじ旅行中に、
防弾ガラスで守られた芸術作品を見たことを思い出しました。
ピカソの「ゲルニカ」です。

当時はプラド美術家の別館に単独で展示されていて、
緊張するくらいセキュリティーが厳重でした。
入り口では一人ずつ止められて荷物を調べられ、
薄暗い展示室の中も、兵士が監視していたように思います。

防弾ガラスに守られたゲルニカは、
教科書で見た印象よりずっとずっと大きくて
ものすごい迫力のあるものでした。
絵というより「意思」という感じの。

ちょっと調べてみたところ、
スペイン内戦中の1937年に描かれたゲルニカが
長いこと預けられていたニューヨーク近代美術館から
本国スペインに戻ってきたのが1981年ということです。
独裁政権が終結し、新憲法が承認されたのが1978年。
(ピカソは1973年に亡くなっています)

私がゲルニカを見たのは1985年なので、
いま思うと、まだ緊張感が残っていた頃だったのかもしれません。
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ミケランジェロ [雑記]

ここ数日、ミケランジェロの名が何度か頭をよぎり
ふと気づいたのですけれど、
この方の名前も「ミカエル天使」なのですね。
ミケーレ(「ミカエル」のイタリア語)+アンジェロ(イタリア語で「天使」)。

私が知っているミケランジェロといえば
初めてのヨーロッパ旅行のときに見た
想像よりはるかに大きくて圧倒されたダビデ像。

それと、石だとは思えないような
やわらかさとやさしさをたたえたピエタ像。
静かで時間が止まっているような空間の感じを覚えています。

バチカンのサンピエトロ大聖堂にあるピエタ像は
防弾ガラスに守られているそうですが、
私が見た時(1985)はそういうものはなくて
目の前で好きなだけ眺めていたように記憶しているのですが。

マイケルは、いくつかのインタビューの中で
偉大な芸術家としてミケランジェロの名前を挙げていました。
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一体感と分離感 [雑記]

いつも歩いている道ぞいの木々たちとは
なにか通じあっているものを感じます。

きょうは雨の中をゆっくりゆっくり歩いていたら
以前にも増して一体感が感じられました。

小さな花や虫たちにも
おなじように一体感を感じるのに、
相手が人となると、これがなかなか難しい…。

コミュニケーションを言葉に頼れば頼るほど
その分、隔たりが大きくなっていくのですよね。

コミュニケーションに言葉が必要なくなる
そういう世界になるまで、あとどれ位かかるのかなぁ…


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ユリ・ゲラー [雑記]

昨夜のSMAPの番組にユリ・ゲラーが出演するというので
そのコーナーだけ楽しみに見てみました。

子どもの頃にテレビで見た「超能力者」は
神秘的で、特別な人という印象でしたが、
きのうの番組で見たユリ・ゲラーさんは
少年のように無邪気で天真爛漫な人でした。

マイケルとも親交があったことにふれ、
アルバム「インヴィンシブル」の冊子を手に
自分が描いたという絵を示していました。

それを見てびっくり。
実は、その絵がなんとなくずっと気になっていたのです。

最初に見たときは、
もしかしてマイケルが描いたのかな?と思って
サインを見ると別の人のサインでした。

あらためて絵のサインを見直してみると、
確かにユリ・ゲラー(Uri Geller)と読めました。

鳥(孔雀なのかな?)の羽の上に
ピラミッドとか、立方体とか、五芒星とか
魚とか、男と女とか、いろんなものが描かれた
LOVE & PEACE を表現してる(のかな?)不思議な絵です。

番組の中では、いくつかパフォーマンスを見せてくれていましたが、
ハツカダイコンの種が発芽したのには驚きました。
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マイケル特番 [雑記]

いま始まってしまったのですが、
TVK(テレビ神奈川)でマイケルの特番
“KING OF POPS”マイケル・ジャクソン追悼“M.J.Forever And Ever”
19時から2時間、放送中です!

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ろうそくの灯り [雑記]

夏至の夜のキャンドルナイト。
今年は、和ろうそくの灯りで過ごしてみました。

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毎年、不思議だなぁと思うのですけれど、
ろうそくの炎をみていると
ふだん意識の下にうもれているような気持ちが
ゆっくりとうきあがってくることがあります。

昨夜も、なかなか手放せないでいたある気持ちを
いつまで持ち歩いてるつもりなんだよと
なんだか客観的に馬鹿らしく感じてきました。

本当に手放すことが出来たのかどうかは
もうしばらく心を観察してみないとわかりませんが(^^;

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電気を消しているあいだ、
できるだけ「地球に感謝、ありがとう」と唱えていました。
500回くらいは唱えられたかな。
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東方の三博士 [雑記]

新約聖書のイエス誕生の場面には
東方から来た三人の博士が出てきます。

昼も輝く星に先導されて(動いてということですよね)
イエスが生まれた馬小屋までやってきて
メシヤ(救世主)の誕生を祝福します。

「星」とは、やはり宇宙船だったのでしょうか。

ところで、ちょっと季節はずれの余談ですが、
スペインでは、クリスマスにプレゼントをもってきてくれるのは、
その、聖書に出てくる東方の三人の博士です。
(最近ではグローバル化で、サンタさんからと
2回もらう子が増えているようですが。)

スペインのクリスマスのクライマックスは
1月6日の 「東方の三賢王の日(el día de los Reyes Magos)」で、
その前の晩に、三賢王がラクダに乗って
プレゼントを持ってきてくれるといわれています。
子どもたちはプレゼントを入れてもらうための靴と
ラクダのための飲み物や食べ物をセットして眠りにつきます。

カトリック教国のクリスマスの行事で
異国の賢者たちが重要な役割を担っているのは
ちょっと不思議な気もします。


* 「三博士」「三賢者」「三賢王」などと言われますが、
ペルシャの方の僧侶階級で占星術や天文学にも通じていた人たちのようです。
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古きが倒れる? [雑記]

数ヶ月前、アパートの階段を降りているときに
目の前の路地を歩いていたおじいさんが
畑側の低くなっている方に直立のまま倒れるのを目撃しました。
(スローモーションを見ているようでした)

他に道行く人もなく居合わせたは私だけだったので、
急いで駆け寄って声をかけました。

「大丈夫、大丈夫」と答える声は穏やかながら顔からは血が出てるし、
直立のまま倒れたような状態で頭が低くなっているので
私の力では起こすこともできず途方にくれていたら
たまたまその人の知り合いの男性が通りかかって助かりました。

二人のやりとりから、倒れたおじいさんが酔っているということがわかって
(お祭りか何かの日だったらしく昼間から飲んでいたようです)
なんだそうだったか、と力が抜けてしまいました。

実はその半年くらい前にも別の場所で
背広姿の老紳士がバタンと仰向けに倒れるのに遭遇していました。
それも、ふらふらと立ち上がって歩き初めては
三度も後ろ向きにバタンと仰向けに倒れたのです。

地下鉄の出口付近の人通りのある場所だったので
何人もの人が心配して声をかけ(すべて女性でした)
頭を打っているので救急車を呼ぼうとすると本人が拒否するので
どうにもならなくて誰かが交番にお巡りさんを呼びに行きました。

駆けつけたお巡りさんが老紳士から話を聞き出してわかったのは、
電車に乗ってお酒を飲んできた帰りだということでした。

私たちは脳の血管でも切れたのでは心配していたのが
この男性も結局「酔っぱらい」だったわけです。
(結局、お巡りさんが説得して救急車を呼びました。)

こんな場面に二度も遭遇したことが不思議で
これってどういうことだろうと考えていたのですが、
男性中心の古い体制がバッタリと一気に倒れる(徐々にではなく)
そんなことを象徴している出来事だったのでしょうか…。
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差別意識 [雑記]

見るだけで恐怖心が起こってしまって
どうしても他の虫と同等には考えられなかったのが
苦手な人も多いゴXXXさんです。

前に住んでいたアパートの部屋で
夜中にトイレに行くのに、台所の流しの前を通ったときに、
床に落ちたみじん切りのニンジンを食べている姿を発見してしまいました(__;)

そうなのです。
とっても苦手だけれど、かといって殺すこともできない
という私の態度を見透かしているかのように
食べている様子がわかるくらい近くを歩いても逃げてくれないのです。

何日か後、そのゴXXXさんがひっくり返って死んでいました。
私が設置したホウ酸団子を食べたのだと思います。

もう七、八年前のことなのですが、
私にとっては非常に後味の悪い出来事で
何年たっても時々思い出しては嫌な気持ちがしていました。

そして、半年くらい前だったでしょうか。
この部屋で大きなゴXXXさんが歩いているのを発見してしまいました。

翌日、昼間トイレに行こうとしたら
廊下の真ん中にこちらを向いて立ちはだかっている(?)のに遭遇。
跨(また)ぐことなどできるわけもなく、
すぐ横の玄関から出て行ってくれないかと本気でお願いしました。

そのままの状態で何分か経過して
(極度の緊張状態で、こんなに長時間ゴXXXさんを見続けたのは初めて)
やっと少し向きを変えてくれたと思ったら
ぐるぐるとしばらくその場で回りはじめて、ひっくり返ってしまいました。

そして、前のアパートの時と同じ結末でした。
以前流しの下の棚の中などで気配が感じられたので
やっぱりホウ酸団子を何カ所かに置いていたのです。

同じような出来事が2回。
これは偶然とは思えませんでした。

そして、昨日また同じようなことがあったのです。
(この三回の出来事があった期間、
家の中で生きているのを見かけたのはその三匹だけでした)

不当に軽蔑したり怖がったりという差別意識が
わかっていてもどうしても感覚的に克服できなかったが、
「三度目の正直」でやっと階段一段くらいは上がれたようです。
それに気づくためのレッスンだったのでしょうか。

まだ北海道には生息していなかった頃に
それとは知らなかった北海道出身の人が
部屋にいたゴXXXさんを虫かごに買ってキュウリをあげていたという話を
25年くらい前にきいたことがありました。
マスコミなどの洗脳を受けてなければ、そうなんですよね。

…と終わろうと思ったら、こうして書いている最中に
NHKの番組で一般の人が次々と「マイブーム」を語っていて
「ゴキブリ好き」という男性が出てきました!
びっくりした。なんていうタイミング…。

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花粉症20年説 [雑記]

「花粉症20年説」というのを聞いたことがあります。
花粉症を発症してから20年くらい経つと
症状が出なくなる、すなわち治るというもの。

私のスギ花粉症も20年は過ぎています。
もしかしたら、そろそろ症状が出なくなるかな…という淡い期待も。
確かに最初の頃のくしゃみ、鼻水という症状はなくなってます。

5年くらい前からは(もっと前か?)
逆に鼻粘膜が乾燥して熱をもったようになって
普段にも増して匂いに対して(特に化学物質)異常に敏感になるので、
つらさとしては今の方がやっかいとも言えるのですが。

それでも、今年は今までほとんど薬を飲まずにすんだので
もしかしたら「花粉症20年説」ってあるのかな…。

ただ、スギ花粉が落ち着く頃に飛散しはじめるヒノキ花粉、
こちらは典型的な花粉症の症状でくしゃみ、鼻水が結構出てます。

スギ花粉よりもヒノキ花粉の方が粒子が細かい感じがして
奥のほうのせまいところまで侵入してくるのが手強い。
呼吸器に結構ダメージがあります。

和泉川の桜も、今日はだいぶ咲いてるだろうなぁ…と思いつつ
朝から部屋の中にいるだけでも結構「きてる」ので
今日は外に出て写真を撮ろうという気になれません(..;)
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