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舌診 [アーユルヴェーダ]

アーユルヴェーダや漢方で
患者を診察する方法のひとつに「舌診」があります。

舌のどの部分がどんな状態かをみることで
体のどこのバランスがくずれているのかがわかります。

例えば、私の場合、ヒノキ花粉の影響(と黄砂も?)のせいか
いまは舌の一部が「はげた」みたいに赤くなってます。

舌.gif説明しにくいので描画してみました。
(鏡で見たままを書いたので鏡像になってます)
この場合、
右の肺が過敏になっていると考えられます。

また、舌苔がたまっているのが舌のどの辺かで
消化器のどの部分に毒素がたまっているかもわかります。
舌の中央が胃~奥が大腸になります。

舌苔の色が白ければカファの過剰、
黄色や茶色っぽい濃い色だとピッタ過剰が考えられます。

舌の形の変化でよくあるのは、
側面に歯形がついてこぼこしになるもの。
カファ過剰で水はけが悪い、漢方でいう「水毒」の状態です。
(実は今朝の舌はこの状態でもあります…)

毎朝の舌のそうじは、
体調のチェックも兼ねられているということです。


☆舌診の詳細は、以下の文献を参考にしています。
『現代に生きるアーユルヴェーダ』ヴァサント・ラッド著(平河出版社)
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舌のそうじ [アーユルヴェーダ]

昨夜はちょっとつらいところがあって
なかなか眠れなかったのですが、
また、ガヤトリー・マントラに助けられました。
もっと早く唱えれば良かった…。

唱え始めたら、すーっと楽になってきました。
3マラ(108回×3)くらい唱えるうちに眠れるだろうと思って始めたら、
1マラも唱えないうちに眠りに落ちたようです。
本当にありがたいマントラです。感謝。

*******

きょうは、とっても物理的で現実的な(笑)
私が実践しているアーユルヴェーダのセルフケアを紹介します。

朝の「舌そうじ」です。

以前のHPでもお薦めしていたので、
もしかしたらそれで始めた人はまだ続いているのでは?

これは、一度始めたら、多分やめられなくなってしまいます。
私は、始めてから10年くらいは経つでしょうか。

毎日行うことで、自分の体調を確認することもできます。
特に、私はヴァータ体質なので、日々変わる体調を把握する助けになります。

前の日に、慣れない外食などした朝には、
「なんじゃこりゃ」というくらい舌苔(ぜったい)が積もっています。
明らかに食べ過ぎ、未消化物が多いということです。

舌をそうじする道具は、
「タングスクレーパー」というものが売られていますが、
特別な道具を買わなくても、スプーンでも充分だと思います。
「舌ブラシ」は表面に排出されているものを再吸収させてしまいそうで
あまりおすすめできません。

やり方は、舌の表面を優しくこそげ取るだけです。

一度試してみるだけでもわかると思いますが、
舌をきれいにしてからお水を飲むと、味が違って感じるはずです。

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善く生きる [アーユルヴェーダ]

20日の雲。
15:57
0804200006拡大.JPG

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最近ではアーユルヴェーダが
一般にも広く知られるようになってきました。

アーユルヴェーダは「生命の科学」です。
西洋医学のように病気をなおすという考え方とは違い、
人生を幸福に長く生きるための叡智の集大成です。

アーユルヴェーダの聖典『チャラカ・サンヒター』には
人のあるべき生き方として
「すべての生物の幸せを望むこと、真実を語ること」などが示され、
精神衛生を目的とした行いを「サッドブリッタ」(正善行為)とよび
正しく善く生きることの大切さが説かれています。

エネルギーには、ヴァータ、ピッタ、カファという
「ドーシャ」とよばれる3つの生命エネルギー(トリドーシャ)がありますが、
それとは別に、
「グナ」とよばれる3つの心のエネルギー(トリグナ)があります。

サットヴァ(浄性・純粋性などと訳されます)
ラジャス(激性・動性などと訳されます)
タマス(暗性・惰性などと訳されます)
の3つです。

ラジャス(激性)とタマス(暗性)は、心のドーシャともいわれます。

ラジャスが優勢になると、
活発すぎたり、怒りやいらいらが出てきたりして、
ピッタ・ドーシャを増大させます。

タマスが優勢になると、
精神活動が滞って怠惰になり、執着心が出てきたりして、
カファ・ドーシャを増大させることになります。

サットヴァは純粋性(浄性)なので、
増大することで慈愛や正しい知性などをもたらし、
体のドーシャのバランスをよくします。

それでは、
サットヴァ(浄性)を増大させるにはどうすれば良いでしょうか。

日々を正しく善く生きること。
それが、サットヴァを高めることにつながります。
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カファ体質 [アーユルヴェーダ]

レポートにかかっているので
(今日中に提出します)
私のお助けネタ、アーユルヴェーダの続きをどうぞ。


3つのドーシャの最後はカファ。
カファは土元素と水元素から成るエネルギーです。

カファ体質の人、
またはカファの傾向が強いときの特徴は、

土元素の安定した性質から、
運動など動くことを好まず、変化を好まない
歩き方、食べ方など、動作はゆっくりしている
どこでもぐっすり眠ることができる
マイペースで環境に溶け込むのに時間がかかるので
新しい事はなかなか始めないが、始めれば集中してやる
スタミナがあり長時間の労働に耐えられる
などの傾向がみられます。

カファの心理面での特徴は、
穏やかで気持ちが安定している
同情心に富み、困った人を助けずにいられない
などがありますが、
それが極端になると
執着、貪欲という感情になってあらわれます。

カファはエネルギーを吸収する性質なので
太りやすい傾向があります。

有名人だと・・・
松平健さん、長嶋一茂さん、山瀬まみさん
などがカファ体質っぽいです。


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ピッタ体質 [アーユルヴェーダ]

皆様のあたたかいご協力のおかげで
レポートのほうは、なんとかなりそうです。(^人^)感謝♪

きょうは軽い記事で、また、ちょっとアーユルヴェーダでも。
この前ヴァータ体質に触れたので、今日はピッタについて。


ピッタは、火と水から成るエネルギーですが、
特に火の性質がピッタの特徴といえます。

ピッタ体質の人の特徴、
または、ピッタが優勢になっている時の傾向としては、

熱くなりやすく、
几帳面で、論理的に話す、
消化力があるので食欲旺盛で、空腹に耐えられない。

知的でお金や将来設計など計算が得意、、
価値があると思うものには大胆にお金を使う、
リーダーになる意欲がある、
全てが自分の思い通りにいかないと気がすまない、
他人の欠点に我慢ができず、相手に完璧さを求めるので批判的になりがち
なども、ピッタの性質からくる特徴です。
   
肉体的な面では、
汗かきで暑いのが苦手
胸焼け、口内炎、その他の炎症を起こしやすい
などがピッタの特徴です。

ピッタはエネルギーを吸収する性質なので
基本的に体力があってパワフルな感じがします。

有名人だと、
松岡修三さん、青木さやかさん、明石家さんまさん
なんかがピッタ体質でしょうか。


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ヴァータ体質 [アーユルヴェーダ]

このブログを始めてから、「前のめりモード」で記事を更新してきましたが
ここへきて、アレルギーの影響もあって、停滞モードに移行しつつあります。
大波小波に身を任せ、相変わらずヴァータな私です(^_^;)
*「ヴァータ」については下記参照。

順次紹介してきた光の輪(リング)のメッセージも
いま現在公開されている最新のメッセージまで掲載できたので
この先は、ちょっとマイペースな更新になるかも、です。

きょうは、前のHP以来、久々にアーユルヴェーダでも・・・

★ちょっとアーユルヴェーダ 『ヴァータ』★

アーユルヴェーダの基本的な考え方に「3つのドーシャ」があります。
全てのものは、ドーシャと呼ばれる3つの要素から成り立っています。

3つのドーシャ
・ヴァータ(風元素と空元素から成るエネルギー)
・ピッタ(火元素と水元素から成るエネルギー)
・カファ(地元素と水元素から成るエネルギー)

これらのバランスの違いによって、
人間の体質や性格にも、それぞれのドーシャの特徴があらわれます。

3つのドーシャのバランスは常に変動していますが
人それぞれ持って生まれた体質(プラクリティ)があり
例えば、生まれつきヴァータの要素が強い体質であれば
その人は「ヴァータ体質」ということになります。

ヴァータの特徴は、だいたいこんな感じ・・・

やせ型で、おしゃべり好き(話はとっちらかり気味)、
次から次へと色んなことに興味を持ち、
覚えるのも早いけど忘れるのも早い
よく動きまわるけどスタミナはない、
食欲や気分にむらがあり、
大食いしても太ることがない・・・
こんな人はヴァータの傾向が強いといえます。

頻繁に仕事を変える、
引越しを繰り返す、
新しいことを思いつき創造的なところがある・・・
これらは、ヴァータの動きやすい性質のあらわれです。

有名人だと、
爆笑問題の太田さん、黒柳徹子さん、平野レミさん
なんかがヴァータ体質っぽいですね。


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