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『天皇のロザリオ』 [社会]

今月は「引きこもり月間」になっているので(結果的に)、
読書がすすんでます。

調べものをしていて
『日経新聞を死ぬまで読んでも解らない金の値段の裏のウラ』
という本ににたどり着いて、そこから同じ著書の本を調べたら
この本を見つけ、こっちの方が面白そうだったので読んでみました。

『天皇のロザリオ 日本キリスト教国化の策謀』(上下巻)
鬼塚英昭著(成甲書房)

読んでいて愉快な話ではありません。
「公式の歴史」がいかに表面的で、欺瞞に満ちたものであるかを
あらためて思い知らされます。

日本がキリスト教国となっていたかもしれないという
主題でもある「重大事件」にはかなり驚かされました。

著者はもともと地元で竹細工職人をしていた時に、その隠された「事件」に気づいて、
長年にわたって仕事の合間をぬって図書館などで資料を収集し、
過去の出来事を綿密に調査し、最初は私家版としてまとめたようです。
それにしても、よくここまで調べあげたものです。

「キリスト教」が神の名のもとに残虐非道なことを繰り返してきたことは
過去の公式の歴史を見ても明らかですが、
私たちに知らされていない歴史は、もっともっと酷いものです。
「キリシタン大名」の真相も驚くべきものです。

それにしても、これほどの外からの謀略があっても、
日本がここまでどうにか守られてきたのは、
やはり神々に守られているからなのでしょうか。

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